北海道大陸紀行


1999年8月18日 水曜日 曇りのち快晴

ルート 浦河〜R235〜門別〜R237・R38〜富良野
走行時間 4時間
走行距離 260km

濡れたテントをしまう。ちょっと気持ち悪い。というか、気分悪い。
北上し、富良野に向かう。8時半頃に出発したので、12時前には着いてしまう。200kmくらいか。
富良野の駅で、ライダーチャリダー共和国であったチャリダーの人に会う。ちょっとうざそうな人だったので、適当に話を会わせ、早めに別れた。

駅から近くの「北の国から」資料館による。富良野の80%は北の国から。残りの20%はラベンダー。どこにいっても、「らーらーらららららーらー」というおなじみの曲が流れている。うざい。
北の国からは、全部見たわけではないので(特に'98を見ていない)、あまりよく分からなかったが、それでもまあまあ面白かった。家に帰ったら、ビデオを全部借りようと思った。
左は、家のセット。

次にどこに行こうかなんて決めていなかったが、なんとなく南下してみる。少し走らせて行くと「日の出公園」というものがあったので、なんとなく立ち寄る。公園の隣に、キャンプ場があったので、なんとなくそこでキャンプをはることにした。
そこで熊谷ナンバーのバイクを見つけ、ライダーの人に声をかける。今回の旅行では、熊谷ナンバーは見つけ次第声をかけまくり。その人は加須の人らしく、去年大学を卒業して、今年就職活動をしたそうで、オレと同い年。本当は今日帰る予定だったらしいんだけど、ロックフェスタのためにフェリーをキャンセルしたそう。面白そうなので、オレもそれに参加することにする。
実際、これからの予定がなーんにもなく、ススキノにでも行こうかなと馬鹿なことを考えていたところだったので、この考えはディモールトいい。チケット代、6500円。前夜祭みたいのもやるらしく、こちらは1500円。

チケットをローソンで買い、その後、加須の人と一緒に十勝岳展望台に行く。彼はスーパーフォアに乗っていて、マフラーもヨシムラに変えてあった。展望台までは峠道が続くので、SFごときに負けてはならんと、カーブを80kmで突っ込み、120kmで出てきたり、100kmで走ってる乗用車を煽ったり、ノーマルDSCでぶっ飛ばした。アメリカンだと思ってなめんなよ。別に、全然なめられた覚えも無いんだけど。
展望台では、回りが360度見渡せ、十勝岳からもくもく煙が出ているところも見えた。

SFの人がガスバーナーを持っていたので、セイコーマートで食料を買いこみ、ちょっとした焼肉をした。やっぱりキャンプはこうでなくっちゃね。


1999年8月19日 木曜日 晴れのち雨

ルート 富良野〜R38・R237〜門別〜R235・R36〜苫小牧〜R276〜支笏湖
走行時間 4時間半
走行距離 200km

起きて顔を洗った後、昨日の残りでSFの人に朝食を作ってもらう。ソーセージと卵を焼き、パンにはさんで食べた。うまい。コーヒーも作ってもらい、インスタントだったが久しぶりにコーヒーを飲んだ。いつもはコンビニでサラダ巻きとコーヒー牛乳だけだったので、とてもおいしい。

富良野を出るときはいい天気で、これなら21日のライブも大丈夫だなと思っていたら、苫小牧あたりでぽつぽつ降りはじめ、支笏湖についたときには、もうほとんど土砂降りで、まだ12時半だったのだけど、支笏湖畔の樽前荘というRHに泊まることにした。このRHは去年も泊まったのだが、去年とはえらい違いで、ペンションのようにきれいになっていた。このRHは苫小牧市営らしく、宿泊費は去年と変わらず1000円。よい。

かなり早い時間に入ってしまったので、全くやることが無い。雨降ってるので、バイクは乗りたくないし。仕方が無いので、到底北海道にいる間は読み終わりそうに無い『罪と罰』を読む。
本を読むのも飽きて、テレビでも見ようかと思い、テレビのある所に行くとなんと一緒に網走に行った二人組みがいた。なんでも今日スピードでつかまったらしい。130km出していたのになぜか29kmオーバーにしてくれたそう。予定では、もうちょっと北海道にいるつもりだったらしいんだけど、それでお金が無くなっちゃって、明後日帰るって。残念。

飯を食おうと思って、階段を降りていったら、ライダーチャリダー共和国で会ったカブの人もいた。いろいろ会うなあ。彼は明日帰るそうで、今日は豪遊だって。
晩御飯は、もういいかげん飽きたジンギスカン。でもお昼を食べていなかったので、おいしかったんだけどさ。

今日は雨降ってたので写真は無い。無念。