師走の頃
風邪引きました。
家族と暮らしていると、別に何をしてもらったわけでもないですけど、
安心できると思います。
何かあったときに、何とかしてくれるだろうという。
これが一人暮しだったりすると大変なんだろうなあとか思いました。
そして妹に今風邪をうつし、彼女の熱は40度Cを超えようとしています。
頑張れ受験生。
めんご。
1999年12月29日水曜日
釣り部の友人がギターのパンフレットを送ってくれました。
それはエピフォンというギブソンの下位メーカー(?)のもので、
外見はギブソンのギターと全く同じです。
しかし外見が同じだからと言って、別にばったもんというわけではありません。
なぜなら、ギブソンからライセンスを取得しているからです。
そんなパンフレットをめくっていくと・・・。
あった、ありました。
ハミングバード。
うおー、55000円。
安っすー。
以前釣り部の別の友達が48万のギブソンを買いに行ったところ、
定員の人に、
「いいかい、ギターって言うのはね、器なんだよ。
自分の器をよく考えようね」
というようなことを言われ、すごすごと帰ってきたそうです。
ピッタリじゃん。
さすがに、いんちきハミングバード55000円くらいの器にはなれるでしょう。
ハードケースも買って、70000円くらいか。
ちょっとだけ高い気もするけど、まあ新年あたりにはチェリーカラーのHBを、
小粋に弾きこなしていると思います。
1999年12月26日日曜日
メリークリスマス。
私は普段は昼過ぎまで寝ているくせに、
お酒を飲むと早起きをしたりします。
気持ち悪いわけでもなく、むしろ気分はかなり爽快で、
早朝ジョギングにでも行きたい気分だったりします。
もちろん、いつもいつもお酒を飲むと早起きをするというわけではないのですが。
みなさんはどうでしょうか?そんなことないですか?
しかし、早起きは三文の得、とはよく言ったもんです。
1999年12月24日金曜日
昨日、卒業論文提出しました。
なぜか前の日に飲んでしまい、当日起きたらまだ顔が赤く、
酒臭いまま学校に行きました。
駅までの道で車を運転しながら、
「今捕まったら酒気帯びなのかなあ」とか考えてました。
学校のPCは卒論の人でいっぱいかなと思っていたのですがそんな事はなく、
まだプリントアウトしていない愚か者は私だけでした。
プリントアウトする段階になって、案の定不測の事態が多々勃発し、
提出の締め切りがあと4時間の時点で、もしかしてダメなのかもと思いました。
しかし、友人の方々がいろいろ手伝ってくれたおかげで、
というか私が自分の卒論作成を手伝っていたというのに近かったのですが、
なんとか無事提出できました。
あーよかった。
これからは安心して毎日寝たいと思います。
本当に寝ます。
目標は1日18時間です。
おやすみなさい。
1999年12月21日火曜日
期末テスト対策 ―まぎらわしい絵の識別 |
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(1) | ![]() |
(2) | ![]() |
(1)の絵はとりですが、(2)はとりではありません。ひとです。 非常に似ているので注意しましょう。 |
1999年12月18日土曜日
美容室に行ってきました。
美容室に行くのは初めてで、今まで床屋にしか行ったことがありませんでした。
粗相があってはならんと、身ぎれいにして行きました。
バイクで店の前に着くと、まずその入りづらさに焦りました。
そして働いている人がみんなかっこいいのに気後れしました。
挙動不審な動きを見せながら入り、「先ほど電話した酒井と申しますが」とやけに慇懃な挨拶をすると、
「バッファロー’66」やら「ラン・ローラ・ラン」、「ベルベットゴールドマイン」などの、
映画のパンフが置いてあるところに座れと言われました。
その陳腐なカッコ良さに少し飽きれ、安心しました。
すると背の高い女の人に、
「****(何を言っているか不明)ですかカットですか。」と聞かれました。
「カットで?」となぜか疑問形で答えました。
「シャンプーはどうなさいますか」と重ねて聞かれました。
昔ロリータパンクとか言ってた二人組みではないだろうと言うことだけは分かりました。
とりあえず「結構です」と答えておきました。
でもなぜかシャンプーをするところらしい場所へ連れていかれました。
そこで後ろ向きに頭を洗われました。
どうやら濡らすだけのようです。
濡れた髪のまま連れまわされ、髪を切るところらしい場所に案内されました。
白いパイプ椅子に座り、「シャープな感じにしてください」と言おうと思っていたのに、
いつのまにか「適当に切ってください」と言っていました。
相当小心です。
ビクビクして無口になっている私に向かって、
「落ち着きのある方ですね」とか話しかけてきます。
でもなんかいい感じです。
ホットウーロン出してもらいました。
切り終わった髪形を見ると、カッコ悪くは無いけどそれほどかっこいいとも思えません。
美容室と言えどこんなもんか、と思いました。
ところがセットしてもらうとどうでしょう。
うえー、かっこよすぎ。
そのセットしてもらったヘアワックスを買ってきたのですが、
案の定、自分でつけたらただの寝癖頭になりました。
1999年12月15日水曜日
無頼派とり王子
1999年12月12日日曜日
THE MAD CAPSULE MARKETS のCDを買いました。
私は普段音楽を聞くことがないので、CDなんてほとんど買わないのですが、
たまたま行った本屋に売っていたので思わず買ってしまいました。
MADはハードコアという種類のバンドらしく、結構な音楽です。
昔は本来の意味でのパンクだったのですが、
最近はかなりデジタルでノイジーな音を響かせています。
このCDがとにかくいい。
今年上半期堂々一位です。
IT TURNS ME ON なCDです。
アコースティックな音楽が好きだったり、
唯のポップスに惹かれたり、ボサノバで失禁しそうになったりと、
自分でもどのような音楽が好きなのかは、よく分かりません。
最近ギターで弾く曲が無くて困っているところに、
こんなCDを買ってきてしまってどうするんだろと思います。
困ったもんです。
1999年12月11日土曜日
部室でギターを弾いていたら、後輩(女)がハトの子供を拾ってきた。
なんでも掲示版のところに落ちていた(?)そう。
可愛いから持ってきたらしい。
巣から落ちたのか。
学校の中にはハトがたくさん居る。
カラスも居る。
その子供のハトは、中途半端な大きさで、
雛ではないが、まだ飛べない。
かといって部室で飼う訳にもいかないので、
木のたくさん生えているところに、放しに行った。
放しに行くと、カラスが寄ってきた。
そのハト用にパンを買っておいたので、そのパンを狙っているのかと思ったら、
彼らが狙っているのは、そのハトだった。
ヨチヨチ歩きのそいつに狙いを定めると、一気に飛びつきくわえ込んだ。
私は慌ててカラスを追っ払って大事には至らなかったが、少し足が震えていた。
結局もといた掲示版のところに放してきたが、
そこでもカラスに狙われることには変わり無い。
くだらんヒューマニズムから自然の厳しさを感じたが、
もうなんか、やりきれなかった。
焼き鳥食ってんじゃん、とかいう問題とはちょっと違うよやっぱり。
それにしてもカラスもハトじゃなくてパン食えよなあ。
でもオレもパンと焼き鳥あったら、焼き鳥食うと思う。
1999年12月9日木曜日
電車で外を見ていたら、工事現場の赤いランプがクリスマスツリーの形になってた。
ドイツ文学科の卒業論文には、ドイツ語のレジュメを添付ファイルしなければなりません。
A4で3〜5枚程度だそうですが、私には出来るはず無く、
昨日、一昨日と先輩(ほせ)に頼んでやってもらいました。
報酬は「ニーベルンゲンの財宝」並み、と豪語していた私は、
何故かレジュメが終わった後、目白のバーで奢ってもらいました。
今もって不明。
1999年12月8日水曜日
カンニングが発覚した高校生が自殺するという事件がありました。
人が自殺する原因なんてそれだけでもないのでしょうが、
真面目な生徒だったそうです。
思いつめてしまったであろうことは想像に難くありません。
個人的な考えでは、私はカンニング容認派です。
モラルという面から見れば、カンニングは全く背徳的性格を持たない特異な例であると。
つまり、カンニングをすることによって被害をこうむる者がいないのです。
中学校などでは相対評価が基本のようですが、
高校に至っては、ほぼ絶対評価で成績がつけられているようです。
したがってカンニングした生徒から他の生徒受けるデメリットは無い。
それでは皆がカンニングをしてしまうではないかと、お考えになるかもしれませんが、
それは違います。
カンニングする者は見つかったときの代償というリスクを常に背負っているのです。
私が地元の友人と麻雀するときには「イカサマあり」でやってます。
「イカサマあり」というか、ばれなければそれはイカサマではありません。
ただし見つかったときの罰則は重いです。
ただ、自殺した高校生のカンニングの代償は、あまりに重すぎると思います。
帰せられるべき責任は生徒のみでなく、教師にもあります。
教師はその生徒に対して「おまえは何て愚かなことをしたんだ」という深刻な対応をしたに違いありません。
そうではなくて「見つかるようなカンニングはダメだなあ、見つからないようにやれ。
あと、見つかったからには期末テスト0点だぞ」的な対応が実際には求められたわけです。
これ以外にも、教師は何も考えていないなあと思わせられる出来事がたくさんあります。
教師という職業はすなわち不安定な生徒の羅針盤であって、
彼らが歩む長い道のりの一歩を決める大事な役割を担っています。
カンニングがばれたくらいでは、彼の人生が終わりもしないし、地球が滅びることも無い。
それを気づかせてやって欲しかったです。
結果論ではありますが。
1999年12月6日月曜日
私が歩む道は、長く、遠い。
忙しい生活が終わり、またもとの生活に戻りました。
まるで病人です。
1日のほとんどを寝ています。
何故これほど眠れるのか、自分でも不思議でなりません。
睡眠時間に反比例するように、眠りは浅くなるようで、
夢を見ることが多くなりました。
いろいろな夢を見ます。
やはり卒論が気になるようで、
昨日は「君の卒論は多分に抒情的すぎる、書きなおし」、と言われる夢を見ました。
勿論思い当たる節がたくさんあるからです。
また、最近酒量が増え、寝る前にビールを二本飲みます。
私はお酒が好きな割にはかなり弱いので、
今までは350ccの缶ビール一本が適量でした。
しかしさすがに二本飲むとかなり酔っ払ってしまい、
前後不覚のまま、ベッドに倒れこんでしまいます。
そのため、この前はずーーーーーーっと小便をしている夢を見ました。
そうやって昼過ぎまで寝ていて、夕方昼寝します。
青春の穀潰し、そんな言葉が浮かびました。
1999年12月4日土曜日
今日は楽器屋さんに行ってきました。
私の持っているギターは、ソフトケース付きで9800円だったのでかなりダサいです。
見た目はそんなにカッコ悪くは無いのですが、性能の悪さはピカ一です。
それでそろそろ新しいのに買い換えたいなあと。
思いきって10万くらいのが欲しいなあと思って見てきたのですが、
上には上がある、10万のギターなんて安い部類に入るんですね。
別に高いギター買っても使いこなせないんだから安いのでいいかなんて思っていると、
私の目に燦燦と輝くそれはそれはかっこいいギターが映りました。
ギブソンのハミングバード。
ピックガードのところに鳥が彫ってある。
その時私は、「とり?オレは読書鳥だぞ」と思いました。
これは私の為にギブソンが作ったものだと思いました。
中古で、26万8000円。
新品だったら、もうちょっと安いんだろうか。
なんでも、忌野が初めて買ったギブソンがこれなんだそう。
ハミングバード、よく分からないけど名前もかっこいい。
とりがハミング。素晴らしい。
これ買います。
すぐには無理だから、来年あたりにでも。
1999年12月2日木曜日
早いもので、もう12月。
ロングバケーションもだんだん終わりが近づいてきました。
高校を卒業してすぐに就職している人は、もう5年も先に働いているわけで、
単純に「すげえなあ」と思います。
これから死ぬまで働くのか、と思うとやはり少々うんざりしますが、
学校も相当嫌いなので、それもいいかと思ったりします。
それにしても、就職すると夏休みとか春休みってほとんど無いんですよね。
ゴールデンウィークくらい。
うーん、閉口。
せめて1ヶ月くらいは休みが欲しい。
私は旅行があまり好きではなく、むしろ憎んでいるので、
今まで海外旅行というものに行ったことがありません。
今年八丈島に行くのに初めて飛行機に乗りました。
別にこれからも海外になんて旅行するつもりは無いけれど、
行かないというのと行けないというのはちょっと違う。
行きたくなったときに休暇がとれないのはやだなあ。
そういうことを考え出すと、「お先真っ暗」という言葉が浮かんできてしまうので、
あまり考えないようにしてはいるんですけど。
やはり、寂しいもんです。
1999年12月1日水曜日